先輩から今日はイノベーションの話を聞いた。
例えばうちわを扇いで暑さを耐えている時代にどんな商品が欲しいかアンケートを取った時に、うちわを扇いでくれる人が欲しいというアンケート結果が出たらしい。
でも今の我々から見れば扇風機やクーラーで良いじゃんと思う。
つまるところ、アンケート結果は必ずしもニーズの本質を明示はしてくれないということだ。
マクドナルドでもアンケート結果でサラダがあると嬉しいということが出て、サラダセットを売り出したところ鳴かず飛ばず、パナソニックでもテレビとラジオが合わさっていると便利という声に応えてテレビラジオを作ったものの全く売れずということらしい。
マクドナルドやパナソニックの例では効果的なソリューションの例がわからなかったが、要するにアンケート結果は真正面から受けてもダメなのである。
先輩が言っていたが人は思っていることを言語化するのが苦手らしい。自分は言語化というより思考の整理力ではないかと思ったが、いずれにせよ、ソリューションを提示しやすいようなアウトプットをしてくれる人は希有であるらしい・
これをどう受け取るかだが、自分はだからアンケートとることに意味はないというより、アンケートを取ってから(あるいはアンケートそのもの)が大事で、そこから本質をつけるか否かだと思う。
(個人的には本質という言葉があまり好きではないというか、好きだが、いう人によって怪しいものでしかないと思っている。)
これも先輩が言っていたが解決しなければならない問題を探すのが難しいと言っていた。停滞していることにこそ実は問題が潜んでいるということを言っていたが、自分的には背景が変化すると簡単な問題から難しい問題まで色々出現する。簡単な問題はバッサバッサと最初の方で解決されてしまって、残る問いは難しい問題だけなのだと思う。
それは多くの人が簡単にはソリューションが見つけられなかったからスピード勝負にはなりづらい。
そのような問題を解いていくことも大事であり、それは大概テクノロジーと掛け合わされてイノベーションにつながる。
そういう停滞に切り込んでいきソリューションを与えるのは非常に評価されるべきだと思う。
ちょっと眠いので今日はこんなところで。